インテリアコーディネーター試験の2次試験に持ち込める色鉛筆の数は18色まで。
これについて「色をたくさん塗らないといけないのでしょうか?」というお問合せが多いのでお答えします。
インテリア産業協会のHPによると・・
「きめ細かな着彩表現が可能となるように 18 色以内(色の選択は自由)とします。なお、この措置は試験問題の難易度の変更を意味するものではありません」とあります。
インテリアコーディネーター2次試験の合格するレベルは・・
「プレゼンテーション:インテリアの基礎知識をもとに、住まいのインテリア空間に関する与えられた課題について、与条件を理解した上でインテリアの計画を行い、図面作成や着彩表現により必要な情報を伝達できる能力を有していること。」
とのことです。はっきりは書いてありませんが、実は本当のところ、色数が問題なのではなくて、着彩の表現が稚拙だった場合に減点対象となるということだと考えられます。
ではどのように着彩したらよいか・・
1)平面図でダメな例
⇒フローリングや石、コルクタイルやカーペットなのに、色を塗っただけ。
※フローリング、石、コルクタイルは目地が必要
※石は大理石なのか御影石なのかを決め、それっぽく表現する。
※コルクタイルはコルクのツブツブがわかるように描きましょう。
※カーペットは毛足の様子がわかるように描きましょう(上手にできなくてもOK)
⇒家具も同じで、木製なら木の木目が描く。
⇒家具の陰影(かげ)も表現しましょう。
以上のことを参考になさって描いてみてください。
とは言え着彩にかけられる時間は5~10分程度ですので、床面を一部省略して塗るなど、うまく時間を省略なさってください。
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